今年のゴールデンウィークは震災の影響もあってどのようなゴールデンウィークになるのでしょうか?例年と変わらすどこに行っても混んでいて、どこに行っても渋滞してしまうのでしょうかね?
今月は、最近といいますか少し前から個人的に、以前に増して好きになったチーズについてを詳しくお話したいと思います。
チーズは、牛乳に乳酸菌や酵素を加えて発酵・熟成させたナチュラルチーズと、熟成度の違うナチュラルチーズ複数に乳化剤を添加して加工したものをプロセスチーズといい、大きく2つのタイプのチーズに大別されます。種類によって栄養素の量は異なりますが、どのチーズも良質のたんぱく質、脂質、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB2、などが豊富に含まれています。チーズのカルシウムはたんぱく質と結合して含まれているので、吸収率の高いことが特徴です。
肝臓の働きを助け、アルコールの分解を促すアミノ酸の一種のメチオニンも含まれているので、お酒のつまみとしては最適です。カルシウムは骨を丈夫にし、骨粗しょう症の予防はもちろんのこと、動脈硬化予防や精神安定にも効果的です。また、乳酸菌が多く含まれています。乳酸菌は、生菌でも死んだ菌でも、腸内のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えるのに役立ちます。ただし、チーズにはビタミンCと食物繊維が含まれていません。チーズと一緒に野菜を摂取するといいですね。
チーズの種類
☆ ナチュラルチーズ
ナチュラスチーズにはフレッシュタイプ・白カビタイプ・青カビタイプ・ウォッシュタイプ・シェーブルタイプ・ハードタイプ・セミハードタイプの6タイプに分かれます。
♪フレッシュタイプ:熟成させないチーズで他のチーズに比べて水分が多く含まれているので保存性には欠けます。
代表的なチーズ:クリームチーズ・モッツァレラ・カッテージチーズなど
♪白カビタイプ:白カビを表面に繁殖させて熟成させたチーズで、表面が白いカビに覆われています。
代表的なチーズ:カマンベール・ブリヤ・サヴァラン・サン・タンドレなど
♪青カビタイプ:白カビタイプと同様にカビを使ったチーズで独特の強い風味があります。
代表的なチーズ:ロックフォール・ゴルゴンゾーラ・スティルソンなど
♪ウォッシュタイプ:表面をその土地のワイン・ブランディーなどの地酒や、塩水で洗いながら熟成させたチーズ。
代表的なチーズ:マンステール・リヴァロ・ラミ・デュ・シャンベルタンなど
♪シェーブルタイプ:山羊の乳で作られたチーズ。
代表的なチーズ:サントゥ モール・ヴァランセ・ピラミッド・サンドレなど
♪ハードタイプ/セミハードタイプ:製造工程で、カード(凝乳)を一度加熱してからプレスしたチーズが“ハードタイプ”で、カード(凝乳)を加熱しないでプレスしたチーズが“セミハードタイプ”と呼ばれます。
代表的なチーズ:ハードタイプ:チェダー・グリュイエール・エメンタールなど
セミハード:ゴーダ・サムソー・ルプロションなど
☆ プロセスチーズ
プロセスチーズは、ナチュラルチーズを1種類または数種類混ぜて加熱し、加工したチーズです。ナチュラルチーズに含まれていた乳酸菌やカビは死ぬので、熟成しません。
品質が一定で保存性が高いチーズです。
代表的なチーズ:プロセスチーズ・スモークチーズなど
今月の献立
チーズと野菜のサラダ 214kcal 塩分1.0g
(材料) 1人分
スライスチーズ 1枚半
じゃが芋 40g
にんじん 10g
きゅうり 20g
レタス 10g
マヨネーズ 大さじ1
塩 コショウ 少々
① じゃが芋は適当な大きさ・長さの棒状に切る。じゃが芋の切り方にあわせてにんじんも同様に切る。
② ①を耐熱容器に入れ、ラップをかけてレンジで2分を目安に加熱する。
* 火が通ってなければ再加熱
③ スライスチーズも①と同様に切り、冷ました②とマヨネーズ、塩、コショウで和える。
④ 盛り付け皿にレタスを敷いて③を盛り付けたら出来上がり。
クリームチーズのサーモン包み 121kcal 塩分1.3g
(材料) 1人分
スモークサーモン 30g
クリームチーズ 20g
きゅうり 25g
コショウ 少々
① クリームチーズをサーモンで包みやすいように切る。
② きゅうりは一口サイズの乱切りにしておく。
③ ①にコショウをふり、サーモンで包む。
④ ③と②を爪楊枝でさして盛り付けたら出来上がり。